復習のタイミング

こんにちは。
松戸二十世紀が丘校の田渕です。

みなさん、「復習(暗記)してますか?」と聞かれたら
「はい、しています。」か「いいえ、していません。」のどちらかですが後者は問題外として
前者の方もきちんとできていますか。

人は覚えたと思っていることもすぐに忘れてしまう生き物です。
目にしたことがあるという人も多いと思いますが、記憶の量と時間経過の関係を表したエビングハウスの
忘却曲線によると最初に暗記した量を100%とすると、20分後にはほぼ50%くらいしか覚えていないそうです。
またそこから1日経過すると覚えている量が約1/4に減ってしまいます。
つまり1日で覚えた量の3/4が消えてなくなってしまいます。その後も何もしないと覚えている量は減っていき「0(ゼロ)」に近づいてしまいます。

しかし同じもの(内容)を何度も繰り返し回数を重ね、復習していくとどんどん忘れにくくなっていきます。
タイミング的には1日後、3日後、7日後、1か月後がいいとの研究結果もあります。

これは少し忘れたぐらいのところで復習するというタイミングで、復習の回数を重ねるたびに記憶は強化されるます。しっかり覚えたいという方は、一度上記のタイミングでの復習を試してみてください。復習を行なう回数が同じでも4日連続での4回と、上記のタイミングに合わせて行う4回ではだいぶ成果・効率が違ってきます。1か月を経過した後も折を見て復習することは必要だと思いますが・・・。

復習はやった方がいいと分かっていてもついつい忘れちゃうという人もいると思います。
最近では「エビングハウスフセン」なる便利なグッズも出ています。いろいろな手を使って自分なりの復習のサイクルを確立させていきましょう。

ITTO個別指導学院松戸二十世紀が丘校
田渕