「学び」と「勉強」の違い
こんにちは、ITTO個別指導学院我孫子天王台校の横谷です。
突然ですが、「学び」と「勉強」の違いがあるのを知っていますか?
簡単に言うと
「学び」は、自発的に学問をすること。
「勉強」は、たとえどんなに嫌なことがあっても仕方なく行うこと。(勉強の漢文読みは「勉(つと)め、強(し)いる」)
こう見ると、「勉強」ってマイナスなイメージですよね。
嫌なことを勉強したら、頭に残らないことが多いですからね。
だから、子どもに「勉強」ではなく「学び」が出来る子を育てましょう、とネットや本で述べている方もいるのかと思います。
ですが、私は違うと思います。
「勉強」も「学び」も出来る子を育てることが、本当の教育だと思っています。
「学び」だけは危険?
横谷の学生の話を例に話します。
まず私は、数字が大好きな変な少年でした。
数字を見るたびに頭の中で自分ルールを作って計算したり、お金が大好きで、自分の財布の中にある小銭を数えることを趣味とする少年でした。
おかげで、数字が書かれている「数学」や「理科(化学・物理)」を学ぶことが大好きになりました。
その代わり、文字が嫌いでした。
よく先生に本を読め、作文を書けなど言われてきましたが、本当に嫌いで、ずっとそんな有難い意見や勉強を無視してきました。理不尽な先生の話は、自分のためにならないと勝手に思い込んでまったく聞いてませんでした。
そんな横谷少年が、大学受験生になります。
すると、大学受験の模試や本番の数学・化学の正答率は、常に90%以上。
ですが、国語の正答率はいつも50%以下、、良くて60%。。
なんとか、それなりの大学に受かりますが、、
大人になっても文章力が無く、書類等で苦労していきます。
今になって、先生たちや周りの大人たちの言うことを聞いていれば良かったと、つくづく思います。
「学び」だけを大事にして「勉強」を避けると、ずば抜けて何かが出来るようになるかもしれませんが、
勉強を避ける分、世間的に未熟な子になる可能性があります。
「勉強」を「学び」に変える
だから、「勉強」を否定することは間違えだと、私は考えています。
「勉強」こそが、自分のためになる大事なものなんです。
そして「勉強」が大事なものだと自発的に思えるようになれば、「勉強」を「学び」に変えることが出来ます。
そんな子になれたら、素敵だと思いませんか?
「勉強」が「学び」に変わったら、楽しみながら自分を成長させ、様々な事に苦労しながらも成功できる大人になれると信じています。
だから私は、次のような生徒になれるように塾の仕事をしています。
まず「勉強」をやり、「勉強」を「学び」に変えることが出来る生徒
そして将来、自ら幸せを掴める生徒たちになってほしい、と思っています。
ITTO個別指導学院我孫子天王台校
横谷